1.誰でもフォローアップできる体制に！

特定担当者への依存が解消されたことが、大きな成果です。現在は、主に3名でTRADINGを運用していますが、部署全員が緊急時でも対応可能です。主な実務担当は、時短勤務で主婦のパートさんです。彼女は英語に長けているわけではなく、貿易業務の経験もありませんが、数週間でTRADINGを使えるようになり、社内用の運用マニュアルを作成できるほどになりました。それは、TRADINGがOJTしやすいパッケージだからです。出張や異動があった際にも、引継ぎやフォローアップができる体制が整いました。

2.商品マスタのメンテナンスがしやすく、データ精度が向上！

家具は１つの商品で色や素材が変わり、種類が多いのが特徴です。品番が多いため、Excel運用時は、ファイルサイズが肥大化し動作も重く、メンテナンス管理も大変でした。TRADINGでは、色や素材違いも派生した商品マスタで登録できるため、容易にメンテナンスが可能になり、過去の取引履歴から金額を調べることも楽になりました。また、Excelでは、同時に共有・上書きができなかったのですが、TRADINGでは複数人でマスタを登録、メンテナンスができるため、非効率な二重登録もなくなり、商品マスタのデータ精度が向上しました。

3.ミスがなく、船積書類の作成が簡単に！

年間で約700件のINVOICEを作成しています。家具は構成品があるためINVOICEでは完成品、PACKING LISTでは構成品と明細の表示が異なります。また、明細数も約30行と多くなります。SALES NOTEからINVOICE、PACKING LISTまでと元データを取り込みしながら一貫して船積書類を作成できるため、ミスなく、スムーズに作成が可能になりました。TRADINGを導入した当時から、海外事業の売上は20倍に増えていますが、現在でもTRADINGで輸出業務を効率よく運用できております。